変化球の必要経験点の話
変化球の査定調査がかなり進んでいるらしく、シミュレーターで変化球も査定最大化するためにそろそろこちらも進めた方が良い気がしてきました。
シミュレーターで変化球経験点を計算できますが、実は少し誤差があります。 まだ変化球の経験点計算式は完璧じゃないのです。 特にセンス〇が結構ズレてる感じです。
羊はもう調査に割ける時間と気力が無いので、今まで集めた変化球経験点調査の手掛かりをここに残すことにします。
これを見た誰かが完成させてくれることを祈って……。
経験点の分類と必要経験点表
変化球を必要経験点で分類すると以下の4パターンになります。(A,B,C,Dの名前付けは適当)
上記のパターン毎の各変化量における必要経験点は以下の通り
(※A1→A2は、変化球A1を覚えている状態からA2に上げるのに必要な経験点の量を表す)
変化球経験点の基本的な考え方
fami通の攻略wikiでは以下のように言っています。
球種のレベル+変化量の合計補正+合計球種数補正で必要な経験点が決まる。
つまり
・球種(A~Dのどれか)と、変化量(1~7)
・総変量
・合計球種数
が関わってきます。
とりあえずここでは、合計球種数毎に場合分けして考えていきます。
また、変化球取得には「技術」、「変化」、「精神」の3種類の経験点が必要ですが、全部いっぺんにやると面倒なのでまずは「変化」のみに絞って考えていきます。
1球種の経験点の求め方
経験点表の数値を足すだけ。
例)スライダー5まで上げるのに必要な変化球pt
26+52+78+104+130
=390
2球種の経験点の求め方
1球種目の必要経験点をx、変化量をXとする。
2球種目の必要経験点をy、変化量をYとする。
この時、以下のように経験点を求められる。
必要経験点 = x + y + 12 × (5+XY)
例)スライダー2,カーブ3にするために必要な変化球pt
スライダー2にするために必要な経験点xは26+52=78
カーブ3にするために必要な経験点yは28+56+84=168
X=2(スライダー2),Y=3(カーブ3)
これらを数式に当てはめると、
必要経験点
=78 + 168 + 12 × (5 + 2 × 3)
=378
もしスライダー2,カーブ2からスライダー2,カーブ3にするのに必要な経験点を知りたい場合は、スライダー2,カーブ3の必要経験点から、スライダー2,カーブ2の必要経験点を引けばいい。
スライダー2,カーブ2にするために必要な変化球pt =78 + 84 + 12 × (5 + 2 × 2) =270
378 - 270 = 108より、
スライダー2,カーブ2からスライダー2,カーブ3にするには変化球経験点が108pt必要。
※実際の画面
3球種の経験点の求め方
1球種目の必要経験点をx、変化量をXとする。
2球種目の必要経験点をy、変化量をYとする。
3球種目の必要経験点をz、変化量をZとする。
この時、以下のように経験点を求められる。
必要経験点 = x + y + z + 12 × (20+XY+XZ+YZ)
例)スライダー4、パーム3、カーブ3にするために必要な変化球pt
スライダー4にするために必要な経験点xは26+52+78+104=260
パーム3にするために必要な経験点yは26+52+78=156
カーブ3にするために必要な経験点yは28+56+84=168
X=4(スライダー4),Y=3(パーム3),Z=3(カーブ3)
上の数式に当てはめると、
必要経験点
= 260 + 156 + 168 + 12 × (20 + 4×3 + 4×3 + 3×3)
=1220
上記数式で、12 × (20+XY+XZ+YZ)の部分をもう少し詳しく説明すると、以下のようになっています。
12×(合計球種補正+各球種の変化量の数値をそれぞれ掛け合わせた合計)
合計球種補正は2球種なら5、3球種なら、20、4球種なら50、5球種なら100といった具合。
4球種目、5球種目もこの部分は同じ構成になっています。
4球種の経験点の求め方
1球種目の必要経験点をx、変化量をXとする。
2球種目の必要経験点をy、変化量をYとする。
3球種目の必要経験点をz、変化量をZとする。
4球種目の必要経験点をm、変化量をMとする。
この時、以下のように経験点を求められる。
必要経験点
= x + y + z + m + 12 × (50+XY+XZ+XM+YZ+YM+ZM)
5球種の経験点の求め方
1球種目の必要経験点をx、変化量をXとする。
2球種目の必要経験点をy、変化量をYとする。
3球種目の必要経験点をz、変化量をZとする。
4球種目の必要経験点をm、変化量をMとする。
5球種目の必要経験点をn、変化量をNとする。
この時、以下のように経験点を求められる。
必要経験点= x + y + z + m + n + 12 × (100+XY+XZ+XM+XN+YZ+YM+YN+ZM+ZN+MN)
一旦まとめ
上のを見るとある程度法則がわかってきますが、2球種以上は
①各球種毎に経験点を計算
②合計球種補正
③各球種の変化量の数値をそれぞれ掛け合わせた合計を計算
の3つを組み合わせて
①+12×(②+③)
を出せば数値が出るようになっています。 技術と精神も大体同じ感じです。
技術ptに関して
- 1球種の場合
- 経験点表の数値を合計する。
- 2球種の場合
- x + y + 3 × (5 + XY) - 1
- 変化ptでは12を掛けていた部分が3になり、最後で-1してるのがミソ
- x + y + 3 × (5 + XY) - 1
- 3球種の場合
- x + y + z + 3 × (20+XY+XZ+YZ) - 2
- ※ここら辺から1程度の誤差が出始める気がします。
- x + y + z + 3 × (20+XY+XZ+YZ) - 2
- 4球種の場合
- x + y + z + m + 3 × (50+XY+XZ+XM+YZ+YM+ZM) - 3
- 5球種の場合
- x + y + z + m + n + 3 × (100+XY+XZ+XM+XN+YZ+YM+YN+ZM+ZN+MN) - 4
精神ptに関して
- 1球種の場合
- 経験点表の数値を合計する。
- 2球種の場合
- x + y + 1.5 × (5 + XY) + 0.5
- 変化ptでは12を掛けていた部分が1.5になり、最後で+0.5してる
- x + y + 1.5 × (5 + XY) + 0.5
- 3球種の場合
- x + y + z + 1.5 × (20+XY+XZ+YZ) + 0.5
- ※ここら辺から1程度の誤差が出始める気がします。
- x + y + z + 1.5 × (20+XY+XZ+YZ) + 0.5
- 4球種の場合
- x + y + z + m + 1.5 × (50+XY+XZ+XM+YZ+YM+ZM) + 0.5
- 5球種の場合
- x + y + z + m + n + 1.5 × (100+XY+XZ+XM+XN+YZ+YM+YN+ZM+ZN+MN) + 0.5
センス〇になると…
変化球におけるセンス〇の挙動は不思議です。
セン〇は本来必要経験点を10%OFF(端数は切り捨て)にしてくれる能力。
ですが、変化球においてはスライダー1の変化球pt「26」が、セン〇では22ptになります。26の10%OFFは23.4で端数を切り捨てても23なので、本来のセン〇の仕様に合致しません。なので別の切り口で考えなければいけないっぽいです。
その部分の解明を無い頭捻って頑張ってやってましたが途中で力尽きました。
あとは皆様にお任せします_(:3 」∠ )_
(追記)セン〇の計算式(未完成)
だいぶ前に調べた時のセン〇経験点の法則の手掛かりがあるので書いときます。
ただ、これは合ってるかは確証が無く、また投手でセン〇引く機会があまりなかったため確認不足なので、参考情報程度にご覧ください。
スライダーの変化球ptがセン〇の時「26」→「22」に減るのは謎と書きましたが、おそらくこれは変化球の経験点が以下のように2つの要素で構成されているからだと考えられます。
スライダー固有の経験点+変化量補正
変化量補正は上で何度も出ている12、そしてスライダー固有の経験点は14と考え、この2つを別々に10%OFF(切り捨て)すると、
[14 × 0.9] +[12×0.9]
=[10.8]+[12.6]
=22
※[]←は、小数点以下切り捨ての意味
となって「26」→「22」を満たす法則が得られます。
各グループ毎に経験点は下のように分けられるのではないかと思います。
グループ | 経験点 | 固有経験点 | 変化量補正 |
---|---|---|---|
Aグループ | 26 | 14 | 12 |
Bグループ | 28 | 16 | 12 |
Cグループ | 30 | 18 | 12 |
Dグループ | 33 | 21 | 12 |
セン〇変化量2以上の場合
変化球の経験点表を見ると、各段階(A1→A2、A2→A3…)の変化ptは「→A1」の状態をそれぞれ2倍、3倍、4倍したものになっています。そのそれぞれでスライダー固有の経験点と変化量補正が等倍されて入っていると考えると、「A1→A2」に必要な経験点「52」は
スライダー固有の経験点=14×2=28
変化量補正=12×2=24
に分けられると考えられます。
これを踏まえてスライダー2にするのに必要な経験点を考えると、
[14×3×0.9]+[12×3×0.9]
=69
となります。
……が、実際の数値は「→A1」が「22pt」で「A1→A2」が「46pt」なので合計「68pt」です。微妙にずれてます。
少し考え方を変えてみる
今まで変化球の経験点は「何も覚えてない状態からある能力にするまでの総経験点量」を計算していましたが、ここからは「ある変化球の状態Pから、変化量を1伸ばした状態P’にする時に必要な経験点の量」を考えてみます。
スライダー1をスライダー2にする時に必要なセンス〇の経験点は以下になります。
=[25.2]+[21.6]
=25+21
=46
となり、「A1→A2」の「46pt」と合致します。
多分、変化球の経験点はこうやって「ある変化球の状態Pから、変化量を1伸ばした状態P'にする時に必要な経験点の量」を出す計算式が正攻法な気がしています。
セン〇2球種以上の場合
スライダー1、シュート2の状態から、スライダー1、シュート3の状態にするのに必要な変化球ptの量を考えてみます。
=[37.8]+[(168-120)×0.9]
=[37.8]+[43.2]
=80
となります。
言葉で表すと、
振り分け前の状態をP、振り分け後の状態をP’としたとき
①Pの各変化球の固有経験点合計
②Pの変化量補正
③Pの合計球種補正
④P’の各変化球の固有経験点合計
⑤P’の変化量補正
⑥P’の合計球種補正
として、
[(④-①)×0.9] + [( (⑤+⑥)-(②+③) )×0.9]
となる感じ。
3球種以上も考え方は同じだと思います(セン〇引けず確認不足です)
技術精神は微妙にズレた気がしたのでもう少し上手くやらなきゃ駄目っぽい_(:3 」∠ )_